最近、霊視鑑定を受けました。
自分を守り、導いてくれている存在について見てもらい、その方から今の私への言葉を受け取る、というものです。
こうした世界を信じない人もいると思います。
でも私は、目に見えるものだけが世界のすべてではないと思っています。
今回は、人生の転換期にいる私が、目に見えない存在からの言葉を借りて、自分のこれからを見つめ直した。その経験について書いてみたいと思います。
暮らしも、住む場所も、働き方も揺れていた
最近、私は少しずつ実家の手を離れ、自分たち家族で暮らしを回す練習を始めています。
夫の出張のピークが過ぎ、家に帰ってこられる時間が増えたことがきっかけでした。
一方で、今の自宅は45平米ほどの1LDKです。家族で暮らし続けるには手狭に感じるようになり、夫と引っ越しについて話したり、都内で候補となる場所を見に行ったりもしました。
まだ、どこへ移るのか。そもそも本当に引っ越すのか。答えは出ていません。
最近の私は、精神的な疲れを感じ、仕事を少しセーブしていました。
そしてこれを機に、これからの働き方も見直したいと思うようになっています。
どの方向へ進めばいいのか。
今の努力を続けていいのか。
将来、きちんと収入を増やしていけるのか。
暮らし、住む場所、仕事。いくつものことが一度に動き始め、私の中には大きな不安がありました。
そんなとき、ミディアムが登場する海外ドラマを見る機会がありました。
自分を応援し、導いてくれている霊的な存在がいるのなら、今の私に必要な助言をもらえるかもしれない。
そう思い、まずは試してみる気持ちで、霊視鑑定をお願いしました。
不安からではなく、愛と誠実さから選ぶ
鑑定では、私を見守っているというご先祖の存在と、そこからのメッセージを伝えていただきました。
具体的な鑑定内容をすべてここに載せることはしませんが、特に心に残った言葉があります。
それは、「恐れや不安から行動するのではなく、誠実で愛のあるものから行動すること。」
私はちょうど、将来の収入への不安から、次の働き方を考えていたところでした。
もちろん、生活していくうえでお金は大切です。収入について現実的に考えることも必要です。
けれど、不安だけを出発点にして、何かを急いで選ぼうとしてはいなかっただろうか。
この言葉を受け取って、私は、時間がかかっても自分の記録を着実に残していきたいと思いました。
エッセイや小説を書くこと。
自分が悩み、考え、選んできたことを言葉にして、同じように迷っている人へ手渡すこと。
すぐに大きな結果が出なくても、私はその道を選びたい。
それが今の私にとって、自分にも、誰かにも、愛と誠実さを向ける選択なのだと思います。
変わるときは、変わらざるを得ないとき
もうひとつ心に残ったのは、変化についての言葉でした。
変わるときは、変わらざるを得ないときでもある。
「変化は怖いけれど、目の前にあるものを大切に見つめ、そのときの自分にできる選択をする。もし違うと思ったら、選び直してもいい。」
私はどこかで、一度で正解を選ばなくてはいけないと思っていたのかもしれません。
住む場所も、働き方も、これからの活動も、今ここですべてを決めなくてもいい。
目の前のものをよく見て、今の自分が大切にしたいものを選ぶ。そして、必要になったらまた変えていく。
そう考えると、少しだけ呼吸がしやすくなりました。
「本当ならもっとできる」から、「今の私にできること」へ
そして今の私に、特に深く響いたのが「自分に優しくする」という言葉でした。
私はこれまで、子どもや家族、仕事を優先して予定を組み、自分が一人でゆっくり休む時間をほとんど取ってきませんでした。
体調が悪くても、「本当ならもっとできるのに」と考えてしまう。
休んでいても、どこかで自分を責めてしまう。
けれど今は、少しずつ考え方が変わってきています。
「本当ならもっとできる」ではなく、「今の私にできること」を考える。
自分のための時間を大切にすること。
体調が悪いときには、仕事をセーブすること。
休む必要がある自分を否定せず、休ませてあげること。
自分に優しくすることは、これからの活動を諦めることではありません。
むしろ、書くことや暮らすことを長く続けていくために、私が身につけていきたい大切な術なのだと思います。
目に見えないものから、言葉を借りてもいい
私は以前、「日本の土着の魔女になりたいのかもしれない」と書きました。
私の思う魔女は、自然や季節の変化を感じ、目に見えないものを占い、祈り、暮らしの知恵を次の世代へ手渡していく人です。
目に見えないものを信じることは、単に不思議な力へ憧れることだけではないように思います。
それは、自分より前に生きた人たちへ思いを向けること。
命をつないでくれた先祖への感謝や尊敬を持つこと。
そして、長い時間をかけて受け継がれてきた文化や風習を、後世へ伝えていくことでもあるのではないでしょうか。
私は今、そう直感しています。
だから私は、こうした世界があると信じる立場でいたいと思っています。
今の私には、自分を癒すために、スピリチュアルなメンターや感覚が必要だったのだと思います。
もちろん、人生の選択をすべて占いや鑑定に委ねたいわけではありません。
最終的に選び、現実を生きるのは自分です。
それでも、迷いや不安の中で自分の声が聞こえなくなったときには、目に見えないものから助言を借りてみてもいい。
そこから受け取った言葉を、自分の現実に照らして、どう生きるかを改めて考えてみる。
今回の霊視鑑定は、私にとって、そんな時間になりました。
恐れや不安だけで、これからを決めないこと。
愛と誠実さから、今日できることを選ぶこと。
そして、今の自分に優しくすること。
すぐにすべての答えが出なくても、まずこの三つを大切にしながら、もう一歩進んでみたいと思います。

