この一年、ラジオを続けてきて、
年末までに50本以上を放送することができました。
振り返ってみると、
「よくここまで続いたな」という気持ちと、
「実は表に出ていない話、めちゃくちゃあるな」という気持ちが、同時にあります。
今回は、そんなラジオの“こぼれ話”をまとめてみようと思います。
きれいに整った裏話ではなく、
ボツになった回、出せなかった理由、恥ずかしかった気持ちも含めて。
「話すつもりだったけど、ボツにしたもの」は山ほどある
実は、
「正直これ話すつもりなかったんだけど…」というエピソードは、あまりありません。
その代わりにあるのが、
話そうと思っていたけど、ボツにしたもの。
特に多いのが、
自分がハマった漫画やドラマの作品についての回です。
同じ作品を2回撮り直して、
それでも「これは出せないな…」となって没にしたこともありました。
好きすぎて、言葉が足りなくなる問題
ボツにした一番の理由は、これです。
作品の魅力を、自分の語りでうまく説明できない。
録ってみて、聞き返してみると、
「いや、こんな説明じゃ足りんだろう…」と自分でツッコミたくなる。
好きだからこそ、
何が良いのかを一言でまとめられない。
結果、
「これじゃ作品に失礼かも」
「オタクの早口すぎる…」
と感じて、そっとお蔵入り。
こういうところに、
自分のオタク感がよく出ているな、と思います。
没になりがちな作品の共通点
改めて振り返ると、
没になった作品には、ある共通点があります。
- BL作品が多い
- 関係性や空気感が重要なもの
- 背景知識をちゃんと理解していないと語れないもの
話そうとして初めて、
「あ、これちゃんと理解できてないな」と気づくこともありました。
そして、
興奮気味に語る自分を想像して、
「これ、誰かに聞かれるのちょっと恥ずかしいな…」と思ってしまう。
今なら、
「それも含めて私らしさじゃん」と思える気もします。
でも当時は、
出すことに躊躇いがあったり、なかったり。
行ったり来たりしていました。
台本なし・アドリブだからこそのNG
このラジオ、実は台本を用意していません。
頭の中で
「今日はこのテーマでいこう」
と決めるだけで、あとはアドリブ。
生配信感を大事にしたくて、
その場で出てきた言葉を、そのまま話しています。
だからこそ、
後で聞き返して「これはNGかな…」が出てくるんですよね。
いつかは生放送もしてみたいな、と思うけど、
SOGIに関する話題ってやっぱりすごくデリケートなので、
今はまだ怖さの方が強いかな。
一般的な話をしようとすると、
どちらに蹴っても誰かにあたっちゃう感じがする。
だから、怖さが和らぐまでは、
「一般的にこうだから」ではなくて、
「自分はこう感じている」という話し方を心がけて、
いつかやる生放送のための話し方を練習しているんです。
この一年で変わったこと、変わらなかったこと
一番変わったのは、
リスナーを意識する度合いです。
最初は、とにかく
「ちゃんと喋れるか」に必死でした。
今は、
聞いている人の反応を想像しながら、
自分でツッコミを入れたり、
テンポを意識したりするようになりました。
テーマは、
ブログネタにしたものや、
自分がハマっている作品の話が中心。
用語解説のようなものは、実は少なめです。
じっくり解説したいことはブログに任せて、
ラジオでは、できるだけ
私らしさが伝わることを大切にしています。
想定外で、嬉しかったこと
予想外だったのは、
TCL(True Colors Lab)のメンバーさんの中に、
定期リスナーになってくれている人がいたこと。
「何周かしてます」
と言われたときは、めちゃくちゃ嬉しいと同時に、
初めの方のラジオもリピートされているのがちょっと恥ずかしい笑
ラジオが、誰かの日常に混ざっているんだと思うと、
胸があたたかくなりました。
ラジオは「夜の電話」
このラジオを一言で表すなら、
夜寝る前に友人と電話をしている時間。
夜になると、
自分のセクシュアリティを責めるモードになったり、
急に孤独感が強くなったりすることがあります。
そんなときに、
「一人じゃないよ」とそっと寄り添えるようなものにしたくて。
このコンセプトは、
この一年、ずっと変わっていません。
私自身が救われている理由
正直に言うと、
私が一番救われている瞬間はこれです。
「こんなキモい感じの私の配信を、誰かが喜んで聞いてくれている」
と感じられること。
聞いてくれる人がいる限り、
続けようかな、と思える。
ラジオは、ブログよりも気軽に作れるコンテンツです。
たぶん、私には向いている。
需要がある限り、
無理のないペースで、続けていきたいと思っています。
ここだけの裏話:一人称の話
ラジオでは、一人称を「僕」にしています。
でも実は、
うっかり「私」と言ってしまって、
撮り直したり、カットしたりすることもあります。
最初に「僕でいこう」と決めて、
その自分を気に入っている。
普段「私」で会話をしているから、
長年の癖でうっかりしちゃうこともあるけれど、
「僕」だから話せる本音が、
確かにある気がしています。
それは、このラジオがなかったら気づけなかったもので、
無くしたくない感覚です。
だからこれからも、
普段とは違う一人称の「僕」で、続けていくつもりです。
この記事を読んだあなたへ
もしここまで読んでくれたなら、
ひとつだけ、お願いがあります。
ラジオ、聞いてみようかな
と思ってもらえたら嬉しいです。
そして、
コメントや質問を、ぜひ寄せてください。
ラジオはstandFMにて、毎週金曜日 22:00〜放送中。
YouTubeでもアーカイブ放送しています。

