こんにちは。
3児の親でありXジェンダー。
30歳から「自分らしい生き方」を探求中のユウです。
このブログでは、「なんとなく生きづらさを感じている」そんなあなたに寄り添う言葉を届けています。
今回は、セクシュアリティに悩む中で自己肯定感が下がってしまう理由と、
そこから少しずつ回復していくための「“できた自分”に気づく習慣」についてお話しします。
セクシュアリティの悩みと自己肯定感の関係
セクシュアリティに関する悩みを抱えていると、
自分は他の人と違うのではないか
周囲に合わせて生きるのがしんどい
誰にも本音を話せない
そんな思いを繰り返して、気づけば「こんな自分じゃダメなんだ」と自分を責めてしまっていることがあります。
私自身も、自分のセクシュアリティに言葉が見つからなかった時期がありました。
「恋愛感情って、みんな本当に自然に湧くの?」
「みんななんで当たり前みたいに女性らしく/男性らしくふるまってるの?」
そんな問いを心に抱えながらも、周囲の“普通”になじもうと頑張っていた時期がありました。
しかし、自分の本心を否定し続ける考え方は知らず知らずのうちに、
自分の自己肯定感をどんどん削っていたのです。
その流れを少しずつ変えられたきっかけは、
「できなかったこと」ではなく、「できたこと」に注目できるようになったことでした。
セクシュアリティに悩むと自己肯定感が下がりやすい理由
人と違うことに敏感になっているとき、私たちはネガティブな材料を無意識に集めてしまいます。
たとえばこんなふうに:
こういった小さな“自己否定”が積み重なることで、
「やっぱり自分は変だ」「もっと頑張らなきゃ」と、どんどん心がすり減ってしまいます。
自己肯定感を取り戻すために、“できたこと”に注目してみる
そこで大切にしたいのが、「できなかったこと」より「できたこと」に目を向けることです。
どんなに些細なことでも、あなたが「自分のために選んだ行動」は、それだけで価値があります。
たとえば:
こんな風に、“昨日よりちょっと自分を大事にできたこと”に気づくことが、自己肯定感を育てる第一歩になります。
セクシュアリティに悩む人こそ持っている“気づける力”
セクシュアリティの悩みを抱えている人は、社会の枠に合わない自分を生きようとするからこそ、とても繊細で、感情や違和感に気づく力が高い人が多いと感じます。
「本当はこうありたい」と思える瞬間
「この表現、ちょっと傷ついたな」と気づく感覚
「今日はこれがしんどかった」と素直に思えたこと
その“気づき”は、あなたがあなたらしく生きるための大切なヒントです。
その力を「自分を責める」方向ではなく、「自分を理解し、いたわる」方向に使ってみてください。
自己肯定感を育てる、小さな選択の積み重ね
「今日は自分の好きな色をファッションに取り入れた」
「昨日は無理してしまった分、今日は自分を労ってあげられた」
「やりすごしたけど、本当は嫌だったって気づけた」
そんな一つひとつの“できた”に目を向けることは、やがて「私は私で大丈夫」という感覚を育てていきます。
自己肯定感は、じわじわ身についていくものです。
日々の選択の中で、“自分を大切にした瞬間”を見つけていくことで、少しずつ築いてみてください。
セクシュアリティと自己肯定感について
Q1. 自分のセクシュアリティがわからなくて不安。
A. わからないままで大丈夫です。少しずつ自分の感覚に気づきながら、自分の言葉で表現していけるといいですね。
Q2. 周囲との違いに孤独を感じます。
A. あなたの感覚をわかってくれる人は、きっとどこかにいます。SNSやコミュニティで少しずつつながっていくことも選択肢のひとつです。
Q3. 自己肯定感ってどうやって育てればいいの?
A. 「できなかったこと」ではなく、「今日できたこと」に注目してみてください。小さな気づきが大きな安心感に繋がっていきます。
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今日の「できた」をノートに記録してみよう
この文章を読んだ今日のあなた。
それだけで、自分を知ろうとする一歩を踏み出せたということです。
ぜひ、今日の自分にこう問いかけてみてください:
今日「できた」ことは何?
書き出してみて、どう感じた?
できたことの中で、ストレスなくできることはあった?
これらの質問の答えをノートに書き出してみましょう。
✏ たとえば、こんなふうに書いてみよう:
記事を最後まで読めた → 自分と向き合おうとしている証拠
セクシュアリティ診断を受けてみた → 少しドキドキしたけど、やってみた自分を褒めたい
ラベルがはっきりしない → 「曖昧なまま」なのが、今の自分なのかも
気が向いたときに、また書いてみてください。
「できたことを記録する習慣」が、あなたの自己肯定感をゆっくりと育ててくれます。
まとめ|自己肯定感は“できた”の積み重ねで育てられる
セクシュアリティの悩みは、抱え続けているとストレスの原因になってしまう場合も。
でも、小さな“できた”に気づくことで、自分を否定する癖から抜け出せます。
世の中の「らしさ」とらわれず、自分にとって心地いいことを大切にしていくことが、自分らしく生きる第一歩。
あなたは、あなたのままでいい。
今日も、ちゃんと生きているあなたに、心からのエールを送ります。