慣らし保育の期間って、こんなにしんどいものなんだ。
そう感じたことはありませんか。
子どもが泣くこと、生活リズムが崩れること。
それだけじゃなくて、自分の仕事や体調、家族とのバランスまで、一気にのしかかってくる。
私は今回、慣らし保育を経験する中で、
「不安」と「安心」が何度も行き来する1ヶ月を過ごしました。
この記事では、そんな私の体験と、その中で気づいたことをお話しします。
慣らし保育期間は結構しんどかった
慣らし保育が始まった4月。
私は、慣らし保育期間、毎朝4:50に起きて仕事をして、
子どもを起こして、保育園に送り、また仕事をして…
という生活を繰り返していました。
正直に言うと、かなりきつかったです。
体力的にもそうだし、
スケジュールを全部自分で調整しなきゃいけないことも、想像以上に負担でした。
特にしんどかったのは、
・まだ保育園に慣れない子どもが、泣いているのを見ること
・仕事と育児のバランスを一人で考え続けること
・体調が悪い日でも休めないこと
でした。
パートナーは出張で長期間いなかったり、
いても送迎はできなかったりで、
私が慣らし保育期間中ずっと、送迎からその後の育児の負担を一挙に担っていたことに、
「なんで、私だけにこんなに負担が偏ってるんだろう」
と思う日もありました。
他の共働きの家はどうやって分担しているんだろう?
というのも気になりました。
私の友人は、育休期間中に慣らし保育があって、
育休明けと同時にお願いできるシステムだと言っていて、
それはいいな、と思いました。
世の中の動きとしては、共働き親でも、預けやすくなる環境づくりは、
整ってきているのかなと感じています。
ノンバイナリーの親として感じていた不安
今回の慣らし保育で、もう一つ大きかったのが、
保育園に自分のことをどう伝えるか、という問題でした。
私はノンバイナリーなので、
「ママ」「お母さん」と呼ばれることに違和感があります。
でも、それをどう受け止めてもらえるのか。
正直、とても不安でした。
さらに、
「その影響が子どもにいったらどうしよう」
という気持ちもありました。
周りの子どもや環境の中で、
自分の子どもが何か嫌な思いをしないだろうか。
そういう不安も重なって、
新しい環境に入ること自体が、少し怖かったんです。
受け止めてもらえたと感じた瞬間
そんな中で、一番印象に残っている出来事があります。
最初に連絡帳で自分のことを伝えたとき、
園長先生がその日のうちに、
「全体に共有しますね」
と言ってくれたことでした。
その一言で、
「あ、この保育園なら大丈夫かもしれない」
と思えたんです。
実際に通い始めてからも、先生が
「ユウさん来たよ」
「ユウ来たよ」
と子どもに声をかけてくれている姿を見かけるようになりました。
その積み重ねが、少しずつ安心につながっていきました。
「言葉」よりも「関わり方」で安心は変わる
面白いなと思ったのは、
同じ言葉でも、受け取り方が全然違ったことです。
たとえば「ママ」「お母さん」と言われる場面でも、
何も知らない人から言われると違和感がある
でも、理解しようとしてくれている人から言われると、少し楽になる
そんな違いがありました。
つまり、言葉そのものよりも、
「どういう気持ちで関わってくれているか」の方が大きかったんです。
安心できる環境の中だと、
多少のズレがあっても、受け止められる。
そのことに気づけたのは、今回の大きな収穫でした。
子どもの変化から感じた安心
もう一つ、嬉しかったことがあります。
最初は、周りの影響もあって、
子どもが私のことを「ママ」と呼ぶことがありました。
そのたびに、少し複雑な気持ちになっていました。
でも、保育園で先生たちが「ユウさん」と呼んでくれるようになってから、
子どもの呼び方も自然と変わっていったんです。
たぶん子どもは、
「周りの大人がどう呼んでいるか」
を見て、安心していたんだと思います。
言葉で説明しなくても、
環境が整うことで伝わることもあるんだなと感じました。
しんどさの中で気づいた「自分を責める癖」
この1ヶ月で、もう一つ気づいたことがあります。
それは、
「自分で自分を責めていることが多かった」
ということです。
・なんでうまくできないんだろう
・なんでこんなに余裕がないんだろう
そんなふうに考えている自分に気づきました。
でもあるとき、
「あ、今自分を責めてるな」
と気づけたんです。
そこから、
「いやいや、十分頑張ってるじゃない」
「できることはやったよね」
と、自分に声をかけられるようになってきました。
保育園がくれた「切り替えの時間」
今回、何度も感じたのが、
保育園のありがたさでした。
子どもを預けられることで、
・仕事に集中できる時間
・気持ちを切り替えられる時間
が生まれました。
私にとっては、
仕事の時間が「休み」に近い感覚になることもあります。
1日まるごと休める日はほとんどないけれど、
それでも「自分のことに集中できる時間」があるだけで、全然違う。
保育園は、ただ預ける場所じゃなくて、
自分を保つための支えでもあると感じました。
慣らし保育を乗り越えた今、思うこと
この1ヶ月を振り返って、思うのは、
「しんどさはなくならないけど、安心があると変わる」
ということです。
環境が少し整うだけで、
気持ちはこんなにも変わるんだと実感しました。
そして、
「無駄に落ち込むのをやめよう」
とも思えるようになりました。
完璧じゃなくていい。
全部できなくていい。
「できることやったよね」
そう思えることが、少しずつ増えてきました。
同じようにしんどいと感じているあなたへ
もし今、慣らし保育がつらいと感じているなら。
それは、あなただけじゃないと思います。
環境が変わること。
子どものこと。
自分のこと。
いろんなものが重なって、しんどくなるのは自然なことです。
答えが出なくてもいい。
ただ、
「今、自分は頑張っている」
それだけは、少しだけ認めてあげてもいいのかもしれません。
この記事が、少しでも安心につながれば嬉しいです。
あなたは、あなたのままでいい。

