本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』を読み終えました!
コミック版もあるそうで、子どもが漢字を読めるようになったら買ってあげたいなと思いました。
そのくらい、この本からは惜しみなく「豊かになる」ためのエッセンスが散りばめられ、読者に本当に幸せになってほしくて書いてくれている感覚が伝わってくるのです。
というわけで、「ユダヤ人大富豪の教え2」「ユダヤ人大富豪の教え3」も引き続き読みます笑
さて、今日も読んでいて印象に残ったことを書いていきたいと思います。
自分が望む素晴らしい人生をいつもイメージしておくこと
そもそも、私はこれまで「自分が幸せになっていい」と思ったことがありませんでした。
そんな私にとってこの本は「考え方を根本から変えないと豊かになれないよ」と訴えてくる本でもありました。
いざ、イメージしてみようと思うとそう簡単にはイメージできませんでした。
理由はとても簡単で、「真面目に想像した経験がないから」です。
そこで、本に書いてあったように、まずは自分が時間を忘れてでもやってしまう「好きなこと」が何かを考えてみました。
ただし、ここで考えた「好きなこと」は、それをそのまま仕事にできるというゲラーさんの言葉をヒントに、「好きな行動」に限って考えてみました。
まず、私は考えることが大好きです。
脱出や謎解き系も大好きですし、ふと疑問に思ったことについて、あーでもない、こーでもないと自分の中で納得できる答えが出るまで考えることが好きです。思いついたことがどれだけ馬鹿馬鹿しくても、非現実的でも、自分が納得できればOK、そういう妄想が大好きです。
それから、今までの経験的に、自分の家に人を招くのが意外と好きです。
大学のことは下宿していた私の部屋に毎日のように後輩を招いてご飯を振る舞ったり宅飲みをしたりしていました。
自分が気に入っている人を家に招くことが自分が思っている以上に好きなんだなと思います。
誰かに自分の想像や解釈を説明するのが好きで、誰かが楽しそうに話しているのをじっと聞いているのも同じくらい好きです。
こんなふうに、物質的な好きなものじゃなくて、行動的な好きなことを改めて考えてみると、「なるほど、この視点で考えたら向いている仕事を考えられるかもな」と納得しました。
人生で起こることは全て中立で、いいも悪いもない。
これは、とても自然な考え方だなと納得しました。しかし、感情を持っている人の多くは、すぐにはこんなふうには考えられないだろうなとも思いました。
世の中で起こっていることをどう解釈するかは自分次第。
起こる現象から、自分が次に何をできるかを考えることが重要なのです。
私がこれまでの人生で起こったことで辛いと感じた(解釈した)ことは、山のようにあります。
しかし同時に、その経験があるからこそ今の自分があるというのも紛れもない事実で、成長した今となっては辛い出来事にも「感謝」の気持ちを向けられます。
でも、今まさに傷を負っている時に、例えば自分を批判・中傷された時に相手に「感謝」できるかと言われると、自信がありませんでした。
その気持ちを読んでいたかのように、本の中でこんな言葉が出てきました。
“批判は単にその人が物事をどう考えているかの意思表明に過ぎない。君の価値とは全く関係ない。”
これは、強い言葉でした。
ここまで断言してくれる人がいたら、これまでの自分が救われるような気さえしてきました。
失敗よりも、成功する方がはるかに怖い
成功する方が怖い経験ってあるかな、と思ったら実は人生の中で山のようにありました。
例えば、クラス対抗のイベントで優勝か敗北かがわかる瞬間、高校や大学の合格発表の時。
本当は100%の気持ちで勝利を願いたいのに、「負けた後どうしよう」「落ちた後どうしよう」そうやって、失敗した後のことばかり考えていた記憶があります。
それって、うまく行った後のことが全く想像できなくて怖い気持ちの裏返しだったのかもしれないな、と。
今までは自分に自信がないから、それで不安に思っていたんだと思い込んでたけど、本質の部分では『今の状態が変わるのが怖い』と思ってたのかもしれないなと思いました。
人生の流れにサレンダーするっていうのは、そういう意味ではすごく難しいことのように思いました。でも、これまで本の中で書かれていた「成功イメージする」というトレーニングを日々積んでいれば、「恐怖」にまさる「楽しみ」な気持ちが手に入るのかもしれません。
とにかく、今の私に必要なのは、メンタルブロックをできるだけ早く解除し、素直に教えに従うことだと思いました。
読み終えて
この本は、育児に仕事に追い込まれていた私を癒してくれた一冊でした。
それはつまり、「自分のことを考える時間が与えられた」ことに癒されたのだと思います。
なので、これからは忙しいと感じる時こそ自分の時間を確保してあげないといけないな、と感じました。
引き続き、「ユダヤ人大富豪の教え2」「ユダヤ人大富豪の教え3」も読んでいきます!