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人間関係の悩み
現状と理想のマップ|「なりたい自分」「現状の自分」を書くことで見えてきたこと
30歳のとき、双子の授乳を終えたあと。ふと、「私、本当は“女性”として生きたいわけじゃない」と気づきました。それは、長いあいだ胸の奥に沈めていた違和感に輪郭がついた、初めての感覚でした。 それ以来、服を選ぶたび、会話をするとき、どこか「女性ら... -
人間関係の悩み
本音を飲み込んでしまうあなたへ—小さな“できた”が心を守る
「言えなかった」「また黙ってしまった」——そんな日が続くと、自分がどんどん小さくなっていく気がしませんか。 パートナーに本音を伝えようとしても、空気を壊すのが怖くて飲み込んでしまう。「自分が我慢すればうまくいく」と思うたび、心が少しずつ遠ざ... -
性のあり方を知る
アウティングとは|誰かの秘密を「話してしまう」前に知っておきたいこと
アウティングとは、本人の同意なく、他人がその人の性的指向や性自認などの個人情報を第三者に伝えてしまう行為のことです。たとえ軽い気持ちや冗談でも、それは相手にとって深い心の傷となることがあります。 私はその言葉の意味を、「実際に自分がアウテ... -
True Colors Labの活動
True Colors Labイベントレポート|なりたい自分を描くワークショップ開催レポート
2025年10月27日(月)に、私が運営しているTrue Colors Labというオンラインコミュニティでイベントを開催しました。イベント名は「なりたい自分を描くワークショップ」です。テーマは、“言葉ではなくビジュアルで表す自分の理想像”。Canvaと画像検索を使... -
人間関係の悩み
バウンダリー(心理的境界線)の基礎知識。自分と他人を守るための考え方
誰かに頼まれたとき、つい無理をしてしまう。断ると嫌われるかもしれないと不安になる。 そんなときに役立つのが「バウンダリー(心理的境界線)」という考え方です。 バウンダリーとは、他人との間に“見えない線”を引くこと。それは相手を拒むためではな... -
人間関係の悩み
「〜しなきゃ」「普通は」に縛られていた自分が頭の中の禁止ワードを書き出してみたら
「大人なんだから○○しなきゃ」「普通は△△だよね」そんな言葉に、知らず知らずのうちに自分を縛っていませんか? 私もずっと、「ちゃんとやらなきゃ」「人に迷惑をかけちゃいけない」と思い込み、疲れても無理をしていました。でも書き出してみると、それが... -
性のあり方を知る
『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』を読んで気づいた、“自分を癒す力”について
※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれています 愛着障害って、知っていますか? 子どもの頃に、親や身近な大人との関係の中で“安心できるつながり”を十分に感じられないまま育つと、大人になってからも人との関わりが少し難しく感じ... -
性のあり方を知る
“ノーマル”という言葉を見つめ直す:言葉の力と排除の構造
「自分の恋愛はノーマルですよ」 ある日、LGBTQ当事者の若者が悩みを相談するテレビ番組で、MCの人がそう言いました。その瞬間、胸の奥がざわざわしたんです。 私はそのMCさんと同じく無性(アセクシュアル)を自認しています。だからこそ、「ノーマル」と... -
性のあり方を知る
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』を読む⑥|ルールの中でジェンダーを“ずらす”ということ
世界のフェミニズムやクィア理論を語るときに、必ず名前が出る名著——ジュディス・バトラーの 『ジェンダー・トラブル(Gender Trouble: Feminism and the Subversion of Identity)』。「ジェンダーは生まれつきではなく“演じられるもの”だ」という衝撃の... -
人間関係の悩み
心のモヤモヤ整理術:出来事と感情を切り分けて自分を取り戻す方法
「なんだか心がモヤモヤして整理できない…」そんな瞬間はありませんか。私自身、夫にセクシャリティをカミングアウトして以来、会話の中で関連する話題を避けられたり、「その手の話題は自分には関係ない」と言われたりすることがありました。そのたびに「...