“ここにいてもいい”と思える場所

True Colors Lab

自分のセクシャリティについて
違和感を感じていたけれど、見て見ぬふりをしてきた

周りの人と同じように生きるのが“普通”だと思っていた。
でも、心のどこかで「自分は違うかもしれない」と感じていた。
本当のことを知るのが怖かった。
わかったところでどうしようもない気がしていた。
だから、気づかないフリをして、何も考えないようにしてきた。

私が初めて”違和感”を覚えたのは、
中学生の時。
制服にセーラー服を着なければならないことが苦痛でした。

大学生の時、
先輩に「もっと可愛い服を着なよ」と言われたのが
本当に嫌でした。

でも、周りの人に相談するたびに

「きっと大きくなったらわかるよ」
「恋人ができたらわかるよ」
「経験がないだけだよ」

そう言われて、
“自分は未熟だからわからないんだ”
そう言い聞かせてこれまで生きていました。

自分のセクシャリティと対峙するきっかけは産後うつだった

産後、夫がほとんど育児に参加できず
毎晩双子の夜間授乳をしていた私は
睡眠不足から産後うつになりました。

そんな中、
子どもが３ヶ月になったくらいで母乳を飲まなくなり、
私が母乳をあげる必要がなくなりました。

「ああ、もう女として生きていかなくていいんだ」

ボロボロの精神状態で感じたのは
紛れも無い、
今まで抱えてきたことからの解放でした。

そして、
今感じている「本当の自分」を受け入れるのをやめたら
本当に生きる意味を無くすのだと感じました。

そして、
少しずつ、自分に素直になること
自分を受け入れていくことを始めました。

過去を振り返り、自分の気持ちをひとつひとつ確かめていった。

自分のこれまでの経験を振り返ることが、
自分の本当の気持ちを知るきっかけになりました。

「あの時、こう感じていたのはなぜだろう？」
過去に経験してきたことを開示し、
ひとつずつ確かめていきました。

そして、
「あの時本当はこうしたかった」という気持ちは
丁寧に拾い上げ、
実現できそうなことから一つずつ
「なりたい自分」に向けて
動き出しました。

自分らしく生きる方法を探そうと思えるようになった。

すぐに答えが出なくてもいい。
「自分はこういう人間なんだ」と
少しずつ、思えるようになりました。

そして、
私と同じように悩んでいる人の
背中を押す活動を始めたいと思いました。

あなたも、きっと私と同じように
少しずつ「なりたい自分」に近づいていけます。

「絶対に否定せずに聞いてくれる」という安心感に背中を押されて、
　　たくさん話せてスッキリしました。
　　話を聞いてもらって、自分を認めてほしい、
　　間違ってないよ！って言って欲しいという自分の気持ちに気づきました。

　　Sさん

私は普段聞いてもらうことはあまりないんですけど、
全幅の信頼を置いて、全て自分の心をさらけ出すってなかなかいいものですね。
悩みの傾聴と解決法まで教えてくださりありがとうございました！！
また頑張ろうと思いました！

Mさん