LGBTQ+の親だからこそ、大切にしたい子育て。悩みながらも自分らしく生きるために

LGBTQ+の親として、
子育ての悩みを誰かと共有したいけれど、
誰に相談したらいいかわからない。

身近なところには
自分と似た境遇の親がいないので
孤独を感じる。

そう感じることはありませんか?

私自身、
0歳双子と2歳の3人の子どもを育てる親として、
これからどうやって子どもに自分の話を話していこうか、
悩んでいます。

本記事では、Xジェンダーである私が直面している課題や、
孤独を感じたときの対処法について、
今考えていることを書いてみました。

目次

Xジェンダーの私が直面する現実と悩み

セクシャルマイノリティの親として子育てをしていると、
「周囲に理解されにくい」と感じることがあります。

私がXジェンダーとして、
特に子育て中に抱えている悩みは以下の3点です。

子どもにいつ自分の事を伝えるか

子どもの周りの人たち(保育園、学校など)にカミングアウトするかどうか

自分がLGBTQ+である事で子どもに悪い影響がないか

1. 子どもにいつ自分の事を伝えるか

「子どもに自分のセクシャリティをどう伝えたらいいかな?」
「いつ伝えるべき?」

私の子どもは現在0歳と2歳ですが、
大きくなればいずれは自分のことを話す時が来るでしょう。

そうなるのはいつ?
どんな風に話せばいい?

子どもが小さな今から、
不安を抱えています。

そんな私が今考えているのは、
多様性について一緒に考える絵本を
読み聞かせること。

年齢が上がって、授業でも学ぶようになったら、
自分の体を大切にする事と一緒に
少しずつ話をしていきたいなと思います。

子どもと一緒に学びを深めていく中で
「みんな、ありのままで良いんだ」という事を
伝えて行けたら良いなと思います。

2. 子どもの周りの人たち(保育園、学校など)にカミングアウトするかどうか

「先生や他の保護者に言うべき?でも、
言ったらどう思われるんだろう?」
こんな不安を感じることもありますよね。

カミングアウトのタイミングは人それぞれですが、
子どもが小さいうちは、
必ずしも言う必要はないと思います。

私は保育園の先生にはカミングアウトしていませんし、
もともと友人関係のあったママ友も、
対面で交流のある人以外には話をしていません。

ただ、学校の先生や保育士さんとある程度信頼関係ができたら、
「実は…」と打ち明けることで、
より理解のあるサポートを受けられることもあるかもしれませんね。

また、新しくできたママ友パパ友でも、
交流を繰り返すうちに信頼できると思った相手には
お話ししてみるもの良いかもしれません。

大切なのは、
カミングアウトする事で「自分が安心できるかどうか」。

もし伝えたことで子どもが不利益を被るようなら、
必ずしもカミングアウトの必要はないと思います。

3. 自分がLGBTQ+である事で子どもに悪い影響がないか

「うちの子、からかわれたりしないかな?」
「パパやママが普通じゃないって思われない?」

LGBTQ+の親として、
こうした心配をするのは当然です。

でも、実は子どもにとって一番の安心材料は
「親が自分らしく生きていること」なんだと思います。

多様性を自然に受け入れる子どもに育つことは、
大きな強みになります。

偏見や差別に出会うことがあっても、
「うちはこういう家族なんだよ」と自信を持てるように、
自分はどんな人でありたいのか、
軸を持っていたいなと思います。

LGBTQ+の親としての自信を持つために

私は子どもと一緒に過ごしている中で、
「私は子どもにとって、頼れる親になれているんだろうか?」
「周りと違う家庭環境が、子どもに影響を与えてしまうんじゃないか?」
そんな風に不安を感じることがあります。

でも、大事なのは「どんな親であるか」よりも、
「どう生きている親であるか」なのかな、
と思っています。

LGBTQ+の親だからこそ伝えられることが
あるんじゃないかな、と。

1. 自分らしい親でいる

「ありのままのあなたでいい」というメッセージを
子どもに伝える方法として一番良いのは、
自分が「ありのままの自分」を受け入れている姿を
子どもに見せる事だと思います。

私たちは親である前に、一人の人間です。

「こうあるべき」という社会の枠に無理に合わせるのではなく、
自分自身の価値観や生き方をしっかり持っている親の姿は、
子どもにとって頼もしい存在になるのではないでしょうか。

堂々と「自分のままでいい」と思えている姿を見せることで、
子どもも自然と「ありのままでいいんだ」と感じてほしい。

だからこそ、子育てに忙しい毎日でも
「ありのままの自分」を受け入れるための時間を
しっかり取っていきたい、と思っています。

2. 子どもに伝えたい「多様性」の価値

LGBTQ+の親だからこそ、
子どもに伝えられることがあります。

それは「世の中にはいろんな生き方がある」
「家族の形も、人それぞれ」ということ。

「普通」という概念に縛られることなく、
柔軟に物事を受け入れられる子どもに育つことは、
これから社会に羽ばたいていく上で大きな強みになります。

子どもは、
大人が思っている以上に素直で、
柔軟な脳を持っています。

周りの家族と比較をせず、
「うちはこういう家族だよね」と一緒に笑顔で話せるような
そんな家族になりたいです。

3. 同じ悩みを持つ親たちとつながることの意義

一人で頑張らなくてもいい。

LGBTQ+の親として子育てをする中で、
孤独を感じることは多いかもしれません。

でも、同じ悩みを持つ親たちは、
確実に存在します。

オンラインコミュニティを活用することで、
「自分だけじゃないんだ」と思える瞬間が増えていきます。

誰かとつながることは、
それだけで「自分を肯定する力」になると思うんです。

もし、今がとても孤独で話し相手が欲しいなら
私が運営するTrue Colors Labに遊びに来てください。

詳細は下のリンクをご覧ください。

あなたは、あなたのままでいい。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。

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