1日の終わりに、
「今日も自分のための時間が全くなかった…」
と感じること、ありませんか?
常にやるべきことに追われていると、
まるで自分自身の存在が薄れていくような
感覚に陥ることもあるかもしれません。
しかし、ちょっとした工夫で「自分時間」を見つけ、
心のバランスを取り戻すことができます。
今回は、罪悪感なく自分時間を作るための方法を
一緒に考えてみましょう。
「自分時間を作る」と聞いて感じる罪悪感の正体
家事や育児に追われていると、
「自分のために時間を使うなんて…」
と感じることはありませんか?
罪悪感が湧く理由は、
多くのママが「家族のために全力を尽くすのが当然」
と無意識に思っているからです。
特に0-2歳の子どもは手がかかる時期ですから、
「今は自分のことより子ども優先」
と考えてしまいがちです。
しかし、
こういうふうに考えてみてください。
あなたがリフレッシュし、
心に余裕があるときのほうが、
子どもや家族に対して
優しく接することができていませんか?
「自分時間を持つこと」は
全然、わがままなことじゃありません。
むしろ、
自分も充実した時間を味わえて、
家族全体の幸せにつながる、
超大切な要素なのです。
だから、
自分の時間を作ることへの罪悪感はいったん外して、
「自分時間は必要なもの」というマインドに
切り替えるところから始めてみましょう。
時間に追われていると感じるのは、「やらなきゃいけない」ものが多すぎるから
朝から晩まで
「やらなきゃいけないこと」に追われている
と感じるのは、
すべてを完璧にこなそうとするプレッシャーが
原因かもしれません。
特に小さな子どもがいると、
食事、片付け、おむつ替え、散歩や遊び、お風呂の時間…と、
やることが山のようにあります。
ここに、
家事も同時進行で加わってきますよね。
そこでふと、
立ち止まって見直してみて欲しいんです。
「やらなきゃいけない」と思っている心の中のリスト、
すべてが本当に必要でしょうか。
毎日掃除を完璧にしなくても、
少し散らかった状態で過ごすことは可能ですし、
冷凍食品や簡単なレトルトを利用して
料理の負担を減らす日があっても良いですよね。
自分が楽しいと思う作業を
子どもにも一緒に楽しんでもらうこともできます。
自分を追い詰めている「やらなきゃいけないもの」から
少し距離を置くことで、
実際にはもっと余裕のある時間が生まれるかもしれません。
隙間時間を認識して、罪悪感のない自分時間作りをしよう
実は、
日常の中には多くの「隙間時間」が潜んでいます。
例えば、子どもがお昼寝しているときや、
一人遊びに集中している数分、
または食事の後の片付けを少し遅らせてでも、
ほんの5分でも自分のために使える時間があるはずです。
特におすすめなのは早朝。
家族みんながまだ寝ている時間は
自分がやりたいことに集中して取り組める
ゴールデンタイムです。
隙間時間を意識していまく入れ込んでみると
例えばこんなことができます。
- 朝みんなが起きる前の15分間:子どもが起きる前に、ホットティーを片手に深呼吸をして、今日のやるべきことを整理。好きな音楽を聴きながら読みたい本を読む。最近ハマっていることについてブログに書く。
- 子どものお昼寝時間:好きな本や音楽に浸る。編み物、洋服作りなど自分の手を動かしてクリエイティブな作業をする。
- 夜子どもが寝た後:ヨガ、瞑想で心と体を整える。みたかった映画を見る。翌日にやりたいことを考えておく。
まとめ
このように、
短い隙間時間を意識的に見つけ、
罪悪感なく自分の好きなことを楽しむ習慣をつけると、
日頃の家事、育児に対しても
フレッシュな気持ちで取り組めます。
最初は難しいかもしれませんが、
まずは自分の時間の使い方をじっくり見直して、
少しずつ自分時間を確保していきましょう。
あなたが大切にしている家族や子どもに
集中して向き合うためにも、
まずはあなた自身が心身ともに健康であることが不可欠です!
罪悪感を感じずに自分時間を作り、
その時間を自分の好きなことに使うことで、
結果的に家族全員に良い影響を与えます。
「自分の時間は贅沢ではなく、必要なこと」。
そう自分に言い聞かせながら、
少しずつ自分を大切にする時間を見つけてみてくださいね。