NHK虹クロ「恋愛感情はわからないけど一度は恋愛してみたい」を観て|アセクシャルとしての感想と気づき

目次

録画していた虹クロをやっと観ました!

「恋愛感情はわからないけど一度は恋愛してみたい」の回

先日、録画していたNHKの番組「虹クロ(にじいろクローバー)」をやっと観ることができました。
今回のテーマは「恋愛感情はわからないけど一度は恋愛してみたい」。

ARU-アセクシャルスペース-のむらかみさんが出演されると聞いて、「これは絶対観たい!」と思って録画していた回です。
以前、QPR(クィア・プラトニック・リレーションシップ)の解説記事を書いたときに、むらかみさんの記事を読み、とても素敵な関係性だなと感じてからXでフォローしていました。ARUのカフェにも、いつか行ってみたいなと思っています。


「恋愛を一度はしてみたい」という気持ち

番組に出演していた学生さんが、「みんな楽しそうだから、自分も一度は恋愛してみたい」と話していたのがとても印象的でした。

私自身も、「ドラマや漫画に出てくるような恋愛をしてみたい」と思うことがあります。
ただ同時に、誰かを好きすぎて眠れないとか、その人のことしか考えられないとか、恋愛感情が憎悪に変わってしまうとか……そういう描写を見ると「まるでファンタジーだな」と感じることも多いです。

恋愛感情がある人でも、フィクションに出てくる恋愛模様は「現実味がない」と思うことがあるそうなので、余計に不思議です。

振り返ってみると、小学校・中学校・高校の頃、まったく恋愛感情がなかったのか?と問われると、そうとも言い切れない。
人としても性格的にも好きじゃないのに、なぜかドキドキする人がいた気がします。でもそれは、漫画やアニメのキャラクターを好きになるように、ただビジュアル的に惹かれていただけなのかもしれない。

「付き合いたい」とか「告白したい」と思ったことは一度もありません。
それでも恋愛的な反応をしていたような気もして……。今でも「それって一体なんだったんだろう?」と自分の恋愛指向は謎のままです。


自認は◯ロマ?◯セク?

番組ではARUカフェの様子も映っていました。
そこで自然に、自分の性自認について会話している光景がとても素敵でした。

昔、ビアンバーやミックスバーに行ったことがあるけれど、そこでは「恋愛や出会いが前提」という雰囲気があって、私にとっては「ここは自分の居場所じゃない」と感じた経験があります。

「出会い目的ではなく、ただ話ができる場所」ってすごく大事だと思うんです。
私はオンラインコミュニティという形で自分の居場所をつくったけれど、リアルにそんな場所があるのは本当にいいなと感じました。


ロバートキャンベルさんの「30秒で可否が決まる」コメント

番組中でロバートキャンベルさんが「30秒で恋愛できるかどうかが決まる」と話していました。
その感覚、私にもなんとなくわかる気がしました。

「この人とは合う/合わない」という直感って、恋愛に限らずありませんか?
私はあって数秒で、仲良くなれる人は嗅ぎ分けられる自身があります。

最近は、直感だけで仲良くなる/ならないを判断するのはやめよう…と思うようになってきましたが、学生時代はこの感覚をフル活用していました。

恋愛も友人関係も、合う合わないの直感はあるな、そう思いました。


まとめ

虹クロを観て改めて思ったのは、恋愛感情や恋愛経験って、ひとりひとり全然ちがうし、正解も不正解もないということ。

私にとっては「恋愛はファンタジー」のように感じる部分がありながらも、「一度は経験してみたい」という気持ちも確かに存在しています。
そして、むらかみさんのように安心して話せる場や、ARUカフェのような「ただ居られる場所」の大切さも再確認できました。

「恋愛ってよくわからない」と感じている方にこそ、今回の番組はぜひ観てほしいなと思いました。

あなたは、あなたのままでいい。

ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。

「“ちゃんと”生きてるつもりなのに、なぜかずっと苦しい」

「この気持ち、誰にもわかってもらえないかも…とあきらめてきた」

「“普通”を装ってきたけど、本当の自分がどこかに置いてけぼり」

「恋愛や性別のことを考えるたび、なんでこんなにモヤモヤするんだろう」

「みんなと同じようにできない自分が、どこかおかしいのかな?」

 

そんな思いを抱えたあなたへ。

 

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・性別や恋愛感情に名前がつかなくて戸惑った過去
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「あなたは、あなたのままでいい」 ユウからの手紙




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