「わたしたちはわかりあえないからこそ展」レポ|日本のジェンダー格差とノンバイナリーの視点

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TCLオフ会レポート|「わたしたちはわかりあえないからこそ展」に行ってきました

先日、TCLのオフ会で「わたしたちはわかりあえないからこそ展」(アドミュージアム東京)を訪れ、初めて直接お会いしたメンバーさんと展示を鑑賞しました。多くの気づきと思いを語り合う貴重な時間となりました。


「わたしたちはわかりあえないからこそ展」の展示の概要

2025年の世界経済フォーラム(WEF)によるジェンダー・ギャップ指数で、日本は148カ国中118位

これはG7諸国で最も低い順位です。総合スコアは66.6%で、昨年よりわずかに改善しています[1]。政治分野での進展の鈍さが順位を押し下げていることも注目されます[2]。

本展は、こうした現状に対し、広告を通じたコミュニケーションの可能性を模索する試みなんだとか。

約60点の広告事例を、「声をあげてみる」「問いかけてみる」といった問いかけ型の構成で展示し、映像・グラフィック・体験型コンテンツを通じて、「わかりあえないからこそ、ともに考え続ける」姿勢を促しす展示になっています[3]。

[1] worldpopulationreview.com+8The Japan Times+8Nippon+8
[2] https://www.nippon.com/en/japan-data/h02444/?utm_source=chatgpt.com
[3] わたしたちはわかりあえないからこそ展概要


「わたしたちはわかりあえないからこそ展」の印象に残った展示内容

日本の現状がいくつかデータで示されていたのですが、その内容に驚愕しました。

  • 男性の育休取得の3割が5日以下
  • 100代連続で総理大臣が男性
  • 閣僚の75%が男性

実は私の夫は育休が取れなくて、有給を2週間取得したので、「育休取得の男性」にすら入っていないという現状です。
一方で、積水ハウスは男性育休取得100%を達成したんだとか[4]。

ジェンダーギャップを減らせるかどうかもこれからの日本の企業の課題なのだなと感じました。

さらに心動かされた展示について紹介します。

マクドナルドの国際女性デー施策

2018年3月8日、同社は「M」を逆さまにして「W(Women)」とし、100以上の店舗でロゴ・包装・制服・SNSアイコンを展開したイベント[5]。


その後、単なるロゴ変更だけで、実際の賃金格差是正や職場環境改善には繋がっていないと批判されたそうですが、展示内容としてはとてもインパクトのある施策だなと感じました。

セイバンのドキュメンタリー映像

「ランドセル選びドキュメンタリー篇」では、7組の親子が台本なしで自然な選択と葛藤を見せる映像が展開され、SNSでは「泣いた」「考えた」と大きな反響を呼んだ内容が展示されていました。
子どもが「親が好きそうだと思うランドセル」と「自分が本当に欲しいランドセル」とそれぞれ選ぶという内容で、
子どもの選択に性別らしさや親からの決めつけバイアスを含めない、という考え方に私自身がいいなと感じました。

[4] 日本でも男性の育児休業取得が当たり前になる社会へ 積水ハウス
[5] International Women’s Day


ノンバイナリーとして感じたこと

展示はとても興味深く楽しめる内容でしたが、「男性」と「女性」を比較する構成に、私たちノンバイナリーの存在が「見えていない」という疎外感を覚えました。

それはまさに最近記事にした ノンバイナリー・インビジビリティ(非可視化)でした。

そして、女性がこれまで社会に声をあげてきたことでようやく社会が動き始めたことを考えると、私自身が「ノンバイナリー」の存在を世の中に発信して、それが受け入れられるようになるまでには一体何年かかるんだろう、と途方もないことのようにも感じました。

とはいえ、発信を続けていることでできたご縁もあるので、これからも発信はめげずに続けていきたいと思っています^^


メンバーさんとの語り合い

同世代・共通の現実をもつ“はな”さんと、すぐに意気投合しました。

  • K-POPや憧れのロールモデルについての話
  • ノンバイナリーとしての家庭の悩み
  • 「結婚後にノンバイナリーと気づいた人あるある」

特に、結婚後、パートナーに「ノンバイナリー」の話を受け入れられなかったり、タブー視される苦しさには強く共感しました。

これからやってみたいことが、たくさんできました

展示の余韻から「ノンバイナリーだとわかるグッズを作りたい」という話に発展し、10月頃にワークショップ的なイベントを開催するアイデアが生まれました。

ノンバイナリーとして、「男装」をしてみたい、というアイデアや、k-pop繋がりでダンスをしてみたいという話も出て、TCLの活動がこれから盛り上がりそうな期待感に胸が膨らみました。

今回のように、TCL(True Colors Lab)ではメンバーさんのアイデアからオフ会やイベントを企画することもあります。
安心して本音を語り合える仲間と、日常では得られないつながりを一緒に育ててみませんか?

オンラインコミュニティTrue Colors Labの詳細はこちらからどうぞ。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

もし今、 「誰にもわかってもらえない気持ちを、ずっと抱えてきた」 「普通を装ってきたけれど、本当の自分が置いてけぼりになっている」 そんな感覚を、少しでも持ったことがあるなら。

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