カミングアウトするか悩んでいるあなたへ “わたし”を言葉にする180日プログラム

ごあいさつ

こんにちは、ユウです。

まずは、これまでメルマガを読んでくださって本当にありがとうございます。

メルマガでは、私自身がどんなふうにカミングアウトに悩み、少しずつ自分の気持ちを言葉にしていったか。そして、それによって何が変わったのかをお伝えしてきました。

また、読者のみなさんからも「自分も同じように悩んでいる」という声をいただいてきました。

このページでは、そうしたやりとりの中から生まれた「自分の気持ちを整理し、必要なときに安心して言葉にできるようになる」——そんなサポートをするための180日プログラムをご案内しています。


こんなお悩み、ありませんか?

・「私はいったい何者なんだろう?」と、自分のことがわからなくなる瞬間がある。

・「このまま一生、社会に合わせて生きていくのかな」と、ふとため息が出る。

・カミングアウトをしたほうがいいと思うけど、勇気が出ない。

いつ/誰に/何を伝えたらいいのかわからない。

・もし打ち明けて受け入れてもらえなかったり、否定されるのがとても怖い。

・本当の自分を受け入れられていないから、人生が他人事のように感じる。

・「誰にも話していない」ことがプレッシャーになって、日常が苦しくなってきている。

・パートナーに打ち明けたいけど、「関係が壊れたら」と考えると、言い出せない。

ひとつでも当てはまったなら、このまま読み進めてみてください。
答えを急がなくて大丈夫です。


わたし自身も、カミングアウトに悩みました

夫へのカミングアウトは、私にとって最大の難関でした。
身近な人だからこそ、自分の本当の気持ちを伝えるのが怖かった。

でもその恐怖の裏側には、夫からの反応よりも、
もっと根底の部分に自分の固定観念がありました。

「女性として結婚して子どもを産まなければいけない」
「ママとして社会に馴染まないといけない」

そんな目線を、他でもない自分自身に向けていたのです。

本当は

・メンズの服を着てみたい。
・しっくりくる一人称が見つからない。
・「ママ」と呼ばれることに戸惑いがある。

…そんな思いを抱えたまま、 「こんなこと夫には言えない」「言ったら離婚されるかもしれない」と考えていました。

子ども三人の育児、生活、仕事…現実的な不安で頭がいっぱいでした。

それでも、黙っている時間が夫を裏切っているように思えた。
だから私は、落ち着いて言葉を整えられるメッセージで打ち明けました。

・心が女性ではないこと。
・胸があることも、生理が来ることも、本当はつらいこと。
・自分らしいヘアスタイルやファッションを模索したいと思っていること。

しばらくして返ってきた言葉は、

「俺には女性にしか見えないけど……ユウはユウだと思うよ。正解やカテゴリに無理に当てはめなくてもいいかもね」

でした。

私は思わず聞き返しました。

「ユウという生き物を愛してくれるということ?」

すると、彼は「そうだよ」と答えてくれました。

言わせてしまったような気持ちや複雑さもありましたが、彼なりの言葉で受け止めてくれたことにホッとしました。
実家の家族以外に本音を打ち明けたのは初めてで、その経験が“何者でもない自分を受け入れる”ための、大きな一歩になりました。


このプログラムが生まれた背景

自分の性のあり方について、 必ずしも人に打ち明ける必要はありません。

私も、全ての人に自分のセクシュアリティについて 公表しているわけではありません。

ただ、夫へのカミングアウトを通じてわかったことがあります。

それは、カミングアウトするかしないか真剣に悩んだことが、 本当の私と向き合うきっかけになったということです。

その後、私は性自認に悩む人に向けたオンラインコミュニティを立ち上げ、 カミングアウトに関するお悩みを聞く機会も増えました。

このプログラムは、 私自身の実体験と、 カミングアウトに悩む仲間との対話から生まれました。

カミングアウトはしてもしなくてもいい。

でも、あなたが本当に望んでいる自分の姿には、 気づいてあげて欲しい。

あなたにとっての”なりたい自分”を 一緒に考えてみませんか?

プログラムのコンセプト

「誰かに話さなくてもいい。まずは“自分の声”を聞くところから。」


・行動(カミングアウト)に焦点を当てるのではなく、自分の気持ちを言葉にするプロセスを丁寧に歩む。
・「結論を出すこと」よりも、「未決定の自分を肯定する」ことを目的に。
・知識提供型ではなく伴走型。同じ悩みを経験した当事者が寄り添います。


この180日間で得られる未来

  1. わからない自分を否定しなくなる
    曖昧な気持ちに名前をつけるワークで、「結論がなくても生きていていい」と思えるように。
  2. 安心して話せる関係を持てる
    ユウとのメールのやりとりで、理解される前提ではなく、受け止められる安心感が生まれる。
  3. 自分のペースで日常が整う
    週1のメールとワークで、整える習慣が身につく。
  4. “自分の言葉”で生きられる
    他人に合わせる言葉ではなく、自分の内側からのことばで自分のことを説明できる。
  5. 「このままでいい」と思える
    半年間のプロセスを通して、変わらなくてもいい自分に出会える。

“わたし”を言葉にする180日プログラム

プログラム概要

期間

180日(約6ヶ月)

形式

・週1回のワーク提出(メールでの1対1フィードバック)
・月1回のユウとのZOOMセッション(全6回)

教材

・メインワークブック『“わたし”を見つける旅に出かけよう』(10ページ)
・セッション用ワークブック3種(気持ちの見える化/カミングアウト・プランニング/未来の私の設計図)
・動画教材(全17本)

サポート

メールでの個別伴走・質問対応(メールからいつでもご連絡いただけます)

プログラムの詳細

メールで進める “わたし”を見つける旅

このプログラムの中心となるのが、
メールを通じて進めるメインワークブック
『“わたし”を見つける旅に出かけよう』です。

あなたの180日間は、“誰かのようになるため”の旅ではなく、
「自分を見つける」ための旅です。

週に1度、ユウからテーマメールが届きます。
あなたはワークブックを使って1週間じっくり考え、
感じたこと・気づいたことをメールで返信してください。

返信を受け取ったユウは、
あなたの言葉を大切に受け止め、
個別フィードバックをお返しします。


メールワークの1週間の過ごし方例

Day1:その週のテーマメールが届く
Day2〜4:ワークブックに向き合い、気づきを書き出す
Day5:ワークを通して得た気づきや感想をユウへメールで返信
Day6:ユウからのフィードバックが届く
Day7:次のテーマメールが届く

この週ごとの往復が、あなたの“言葉の筋肉”を育てていきます。
半年後には、「どうなりたいのか」を自分の言葉で表せるようになります。


メインワークブック『“わたし”を見つける旅に出かけよう』

このワークブックは、あなた自身と向き合うための“地図”です。
4つの章を通して、自己理解・受容・信頼・境界という4つのテーマを、1週間ずつゆっくりと掘り下げていきます。

第1章 「わたしって誰?」

・過去の経験や感情をたどり、「自分らしさ」の原石を見つけていきます。

第2章 「ありのままの私を許す」

・完璧でなくていい。“できない私”も抱きしめる練習をします。

第3章 「私はできる」

・努力ではなく“自然にできていること”に光を当て、自分を信じる力を育てます。

第4章 「わたしとあなたを区別する」

・他者と心地よく関わるための距離を描き、自分を大切にできる関係性を見つけます。

「自分の中で腑に落ちるまで、とことん考え抜くこと」を大切に。
書き出した内容一つ一つが、あなた自信を理解するためのヒントになります。

ユウとのZOOMセッション(全6回)

180日間のプログラムの中で、月に1回・全6回のZOOMセッションを行います。
この時間は、あなたがメールワークで見つけた気づきを整理し、
次の1ヶ月に向けて心のペースを整えるための場です。

この6回のセッションを通して、以下のような状態を目指していきます。

・言葉にならない感情や違和感を、少しずつ言語化できるようになる
・「こんなことを思ってもいいんだ」と、自分の“本当の気持ち”を否定せず受け止められるようになる
・いつ、誰に、どうやって伝えるか。あるいは「伝えない」を選ぶ強さを育てる

カミングアウトを「する・しない」という選択にとどまらず、
「私はどう生きていきたいか」を自分の声で語れるようになる——
そんなプロセスを、一緒に歩んでいきます。

カミングアウトは「話すかどうか」を決めるだけのものではありません。
「私って、何者なんだろう」「どう生きたいんだろう」
そうした“根っこの問い”と向き合いながら、
“自分自身との対話”を進めていくセッションです。

正解を探す必要はありません。
一緒に、あなたらしい答えを見つけていきましょう。


セッションテーマ例

・モヤモヤ整理:「自分の気持ち、本当にわかってる?」

・言葉に落とす:「こうなれたらいいな」を具体化

・準備の作戦会議:伝えるなら、誰に?どう言う?

・ふり返りとケア:話した/話さなかった後の気持ちと向き合う

・自分を受け入れる:「私は私のままでいい」を体に馴染ませるワーク

・未来図:「なりたい私」のビジョンを描く

セッションでは「うまく話せること」よりも「気づきを得ること」を大切にしています。
無理にまとめなくても大丈夫。あなたのペースで一緒に考えていきましょう。

セッション用ワークブック

ZOOMセッションでは、下記の3つの補助教材を使用します。
いずれも“自分の内側を整理するためのツール”です。

1. 気持ちの見える化シート

・100以上のテーマで、180日分のジャーナリングをサポート。
・「今の気分」「今日の自分に言ってあげたい言葉」など、
 小さな感情を丁寧に拾い上げていきます。

2. カミングアウト・プランニングワーク

・「誰に・どう伝えるか」「伝えないという選択も含めて」
 頭の中を整理・設計し、“納得できる選択”をサポートします。

3. 未来の私の設計図

・“本当に望む暮らしや関係性”を描くビジョンシート。
・「どんな感情で生きたいか」「そのために何を手放すか」を明確にします。

わたしの気持ちを言葉にする17ステップ(全17本の動画)

動画は各10〜20分×全17本。
聞くだけでなく、見て・書いて・考える設計になっています。

◆自己理解と自己受容(動画1〜5)

自分の気持ちや価値観に気づき、「私は私でいい」と思える土台を育てていきます。
これまで「こんなふうに感じてしまう自分はダメなんじゃないか」と不安だった気持ちが、
「大丈夫、これが私なんだ」と、安心して自分を受け止められるようになります。

  1. 誰にも否定されないとしたら、どうやって生きたい?
  2. 本当に得意なことは自分では気づきにくい
  3. 比較癖から抜け出す方法
  4. 頭の中の批判的な声と上手く付き合う
  5. できた自分を見つける練習

◆セクシャリティとカミングアウト(動画6〜12)

性のあり方を学びながら、「カミングアウトする/しない」を自分で選ぶ力を身につけていきます。
また、話した後の心のケアについても学ぶことで、「自分が選んだ道を尊重しよう」と思える
安心感や自己信頼につながっていきます。さらに、相手の反応にも振り回されすぎず、
「それが相手の選択なら尊重しよう」と思えるようになります。

  1. 自分のセクシャリティを知ろう
  2. LGBTQ+だけじゃない。SOGIとはなんだろう?
  3. カミングアウトする?しない?どちらもOKな考え方
  4. カミングアウト事例から学ぶ、伝え方とタイミング
  5. 話した後の不安とどう向き合うか
  6. 安心して語り合える居場所を見つける
  7. アイデンティティ疲れを防ぐコツ

◆日常に“私らしさ”を取り戻す(動画13〜17)

自分の「好きなもの」に気づく感覚を大切にしながら、自分の人生を自分のペースで歩む準備をしていきます。
周囲の視線や空気に合わせすぎて疲れていた日々から、少しずつ自分らしさを取り戻していく中で、
「私はこれでいい」と感じられる自信や、自分を抑えてきた罪悪感を手放せるようになります。

13. “好きなものリスト”を作ってみよう

14. 好きなことを日常に取り入れる

15. 罪悪感を手放す

16. “私らしさの軸”を見つけるめよう

17. “これからの私”のアクションプラン

このプログラムでは、「ただ知る」だけではなく「自分の言葉で考えて、行動してみる」ことを大切にしています。

動画を見ながら、ご自身の気づきや感じたことを、ワークブックに書きとめていくことで、
少しずつ自分のことが見えてきます。

その他サポート

・つまずいたら、いつでもメール相談OK

・提出ワークには、あなたの言葉に寄り添ったフィードバックを返信

・進み方や動画視聴のコツ、気持ちの揺れの扱い方をサポート

・必要に応じて、1対1の追加ZOOMも予約可能

参加概要

期間
180日間(約6ヶ月)で、じっくりと自分と向き合っていくプログラムです。
決済が完了した日からスタートします。

料金
138,000円(税込)
あなたのペースで進められる個別サポートつきの内容です。

お支払い方法
・クレジットカード一括払い
・または、月々11,500円の分割(12回払い)

キャンセルについて
お申し込み後のキャンセル・返金はお受けしておりません。
あらかじめご了承のうえ、お申し込みをお願いいたします。

自分に向き合うのは、いつからでも遅くない

ここまで8通にわたって、私自身のカミングアウトの物語を読んでくださったあなたへ。
そして今、こうしてこのページにたどり着いてくれたこと、本当にありがとうございます。

その一歩一歩が、どれほど勇気のいることだったか。
それでも、ここまで一緒に来ていただけて嬉しいです。

だからこそ、今ここで出会えたあなたに、
心からの感謝と、「安心して進める場所」をお届けしたい。

そこで、本来ならば138,000円(税込)のところを、

108,000円(税込)でご案内しています。

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よくあるご質問

Q. カミングアウトするか迷っている段階でも参加できますか?
→ もちろんです。「話す/話さない」どちらの選択も尊重しながら、自分を知ることから始めましょう。

Q. 家族にも言っていません。秘密は守られますか?
→ 守られます。やりとりはすべてクローズドで、許可なく公開することはありません。

Q. 子育て中でも大丈夫ですか?
→ はい。週1回のメールと短時間ワークで、マイペースに進められます。

Q. 顔出しなしでも参加できますか?
→ はい。ZOOMセッションは顔出しなしOKです。

Q. 途中でわからなくなった時に質問できますか?
→ いつでもメールでご質問いただけます。必要に応じて個別ZOOMもご案内します。

Q. 専門資格のあるカウンセリングと何が違いますか?
→ 本プログラムは知識提供や診断ではなく、伴走と自己言語化を重視しています。
 

運営者について ─ ユウより

こんにちは。「“わたし”を言葉にする180日プログラム」を運営しているユウです。

私は子育てをしながら、
自分のセクシャリティやアイデンティティに長い間悩まされてきました。

ノンバイナリーとしての葛藤、
カミングアウトの迷い、
そして「誰にもわかってもらえないかもしれない」という孤独。

でも、夫へのカミングアウトを通じて
「話してもいい」「私は私のままでいい」と思えた経験が、
人生を変えてくれました。

このプログラムは、そんなわたしの体験と、
これまで出会った方との対話から生まれたものです。

あなたの中にある“まだ言葉にならない気持ち”に、
ゆっくり寄り添う時間をご一緒できたらうれしいです。

そして、「あなたは、あなたのままでいい」ということを、
ご自身で気づいていただくプログラムになれば、
これほど嬉しいことはありません。

自分に向き合うのは、いつからでも遅くない

自分は何者なのか。
これからどうやって生きていったらいいのか。

迷っているなら、
今こそ少しだけ立ち止まって、
自分の声に耳を傾けてみませんか?

あなたと出会い、
一緒に言葉を見つけていけることを、
心から楽しみにしています。

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